人間だけでなく、この世界の中で命があるものはやがて最後は亡くなります。これは、人間も自然の中では同じ存在だということをあらわしています。こうした命の流れの中で、死後のことを考える人が最近は多くなってきました。確かに、自分の死を予知することは誰もできません。

しかし、いつか来る日のために準備をしておくことはできます。人生の最後を、自分の希望通りにしたいと考えることは当然のことです。今は葬儀の形式も、数多くありまたその選択も生前に決めておく場合があります。自然葬という、選択をする人もいます。

お墓を持つことなく、自然葬で散骨を希望する人もいます。自分の思い出の場所や、憧れの場所に散骨をしてもらい自然の中に還るというのが散骨です。そして、自然が多くある森林の中に納骨をしてもらう自然葬もあります。死後の世界に、魂があるのならやはり広い風が流れる自然の中で永眠したいと考える人もいます。

四季を感じることが、できるところで大きな樹木やお花に、囲まれてゆっくりと眠りたいと思う人もいます。もともと、人間も自然の中では動物です。その動物と同じように死後は大自然の中で土に還るのが自然です。昔の葬儀のように、今は格式や伝統よりも故人の意志が尊重されます。

自然葬をしたいと、思う人は今の時代にはとても都合がよくできています。核家族や、一人暮らしでお墓の管理を依頼できない人が永代供養をしてくれることを望むからです。